ツーリングおすすめルートで取り上げていた兵庫県道36号を走ってきましたので、レポートします。
県道292号も走ってきたので合わせてレポートします。
走行ルート概要
兵庫県道36号(r36)の西側(寺内北)から県道292号(r292)に移り、県道77号への合流までを走ります。
兵庫県道36号
県道36号は、西脇市から丹波篠山市に繋がる全長約25kmの県道です。
国道175号沿いの寺内北からスタートし、一瞬国道176号と合流したあと、渡瀬橋で県道77号に移ります。
途中で一時的に丹波市に入る影響もあり、県道を走っているだけで西脇市→丹波篠山市→丹波市→丹波篠山市と市が移り変わります(山道あるある?)。
兵庫県道292号
県道292号は丹波市内にある県道です。
南側から見ると県道36号との分岐から始まり、一旦県道77号に一旦合流してから再び北方向へ292号線が続きます。
途中道が途切れていますが、北側の県道292号は国道176号と合流します。
北側の県道292号は南方向への道が門扉で閉ざされており、Google Mapで見るとかなり不気味な雰囲気を感じさせます(下画像)。
門扉で閉ざされた県道292号。なにかちょっと怖さを感じさせる(?)
県道36号ツーリングレポート
国道175号~交通規制区間
国道175号線寺内北から曲がった直後。
映像に写っている川は加古川です。
もう少し進むと日本へそ公園への入口が表れる。
ちょうど右折している車がへそ公園の入口です。
上比延公民館を抜けてしばらくすると田園地帯が広がる。
米の収穫前ということもあってか一面緑一色でキレイです。
途中から再び2車線に。
信号がまったくなく見晴らしがいいので、この辺に関してはマスツーでも楽しめそうです。
住吉神社(中畑町)
県道36号だけで住吉神社は2軒あります。
対向側を走行中のバイクと遭遇。R176から来た…?
山上神社を通過したあたりで交通規制区間始点の看板が登場。
ここまでは普通の農道です。
険道感が出るのはこの後です。
交通規制区間始点の看板
交通規制区間~黒石ダム
ここから本番…のはずですが、どうなったでしょうか?
斜度7%のそこそこの上り坂。
山登ってる感が出てきます。
木々に覆われてる感じは、そこはかとなく険道感がある。
右カーブ
頂上付近で車とすれ違い。
車対車なら結構きついかもというくらいの車幅です。
西脇市→丹波篠山市へ
映像に映ってる道路の端が最高点です。
そこそこ急斜面
下りの斜度は8%とそこそこ急なものの、急カーブがないため対向車だけ注意しておけば問題なしって感じです。
急下り+自然のトンネルで心地良い感じ
県道141号との分岐。県道141号線を下ると、国道372号と合流できる。
目の前はダムです。
黒石ダム
黒石ダム~r292合流地点
わりと走ってくる対向車。
地元民も普通に使う道みたいですね。
普通に曲がってるだけなのに、わりと傾けてるように見えるシーン
見辛いところに丹波市入りの看板が。
県道36号を走り続けると、割とすぐに丹波篠山市に再復帰します。
今回は途中で県道292号に入ったので復帰はしませんでした。
つづら折りというほどではないので、エンブレをうまく使ってゆっくり走る分には難しくなく、楽しいライディングゾーン
ここからしばらく連続カーブが続いて、乗ってて面白いゾーンです。
県道36号と292号の分岐を知らせる標識。
まっすぐ突っ込めば丹波篠山市入り(県道36号)
Google Mapによる下見では左折のほうが面白そうだったので今回は左折しました。
県道292号(r36分岐~r77合流まで)ツーリングリポート
こっちはおまけのつもりだったのですが、正直コチラのほうが良かったです。
曲がってすぐ逆方向から来た別のライダーと遭遇しました。
なお、県道内ですれ違った人はこの人が最初で最後です。
右カーブを曲がった直後の景観。
走っててそうそうこれこれ、これを待ってたんだよ!という気分になりましたね。
ちょっと前座(r36の険道じゃない道路)が長かっただけに…
人工物は路面だけの自然観満載
撮影日は快晴なのに太陽の光が木々に阻まれて薄暗い感じが良い
ガードレールもなく、路面以外は全部自然という景観が険道っぽさを巧みに演出しています。
これは高得点。
直線
いつも思うのですが、山道のわりにはだいたいどこも↑のような長めの直線があるのはなぜなんでしょうね?
S字カーブ
ゴツゴツとした岩が出現
この岩にバイクで衝突したら大破しそうです。(笑)
道だけが明るく照らされて明暗ハッキリで印象的なシーン
冒頭のアイキャッチ画像も↑にしたのですが、この路面だけが陽に照らされてるシーンが一番印象的でしたね。
道がくねってなくて直線一本というのも、この場合においては良い感じです。
トラックの転回用?の広いスペースが。
右側が開けて山が明るく照らされている
山間部ゾーンを抜けて崖ゾーンに突入です。
とはいえ、崖側はガードレールがついているのでよほどのファンキーなことをしない限り安全です。
分岐。県道77号に行くには右折。
崖ゾーンから約1分後に分岐が表れて険道は終了します。
普通の道路に戻る
どこにでもあるような通称田舎道です。
踏切を超えたらゴール。県道77号の分岐
少し走っていると踏切が現れて、県道292号は終了します。
総評
県道36号
「険道を走る」という観点で見ると、県道36号の序盤は物足りなさがあります。
国道175号から県道36号に入るのではなく、県道141号経由で県道36号に行くほうが面白い…かもしれません(要検証)。
県道141号とぶつかったあたり(≒黒石ダム)からの景観は少し険道っぽさがまして面白かったので、そこはオススメです。
特に丹波篠山市と丹波市の市境あたりからの下りは楽しいです(険道っぽさは薄いものの、単純に峠を下る景観はGOOD)。
ということで、近々r141も走ってみたいと思います。
※県道141号も、比較的「見晴らしのいい農道」って感じですが、これはこれで悪くなさそう。
県道292号
こっちは山間部は険道感があっていい感じですね。
険道ゾーンがやや短いのが難点かもしれませんが(約3km)、スピードが出せる感じのゾーンは少ないので、ゆっくり進むのが長く楽しむコツになりそうです。
冬場になると凍結とか積雪がありそうなので、走行シーズンは春~秋までって感じがします。
余談
土俵
県道36号にある住吉神社(中畑町)に入ったのですが…
土俵。
ただ、実際の土俵よりもだいぶん小さい気がします。
県道77号
県道77号の丹波市→丹波篠山市の市境
県道292号のあとは国道176号方面へ行くために県道77号を通ったのですが、ここは特別レビューするほどではありませんでした…
Google Mapで見たときはそこそこ期待してたんですけどね…
景色はいい感じです。が、それほど道が険しくないということで^^;
恐竜
r292→r77に差し掛かろうかという手前…
写真中央から少し右
…ん?
は?
なんなんすかこれ
事前チェックで認識してなかったのでビビリました^^;
丹波市(上久下)では大昔に恐竜が生息していたらしく、化石も見つかったということもちなんでか「丹波竜の里公園」があります。
↑のモニュメントはティタノサウルスと呼ばれる白亜紀に生息していたとされる恐竜で、見つかった化石もこの形類のものとのこと。
そば屋
県道36号から県道141号方面へ少し下ったところに、金~日&祝日しか営業してないおいしそうな蕎麦屋があります。
走行日が金曜だったので、行こうと思ったら行けたのですが、口の中がラーメンの気分だったのであいにくスルー(笑)
今となっては行っときゃよかったと内心思ってます。
公式サイトは↓を御覧ください:
さいごに
※当日食べたラーメン。
ということで、おすすめ県道リストではr36をピックアップしてたわけですが、県道292号のほうがオススメです。^^;
バイクでなく、サイクリングでもいいかもしれませんね。