※あくまでも「自分は」ですが…^^;
ゼロワンゲームのアレンジの理想を考えていたときに、
「シングルのナンバーを狙って、狙い通りにいく確率ってどれくらいだろう?」
ってなって実験したのですが、想像よりだいぶん低すぎることが発覚したので記事にしました^^;
検証前は「80%くらいだろ」と思ったのですが、どうやら調子が悪い時は予想の半分以下かもしれない……という話です。
(参考)筆者のスキル近況
現状の最高レーティング。投稿日時点では10.75。
先日Aフライトに達してから数回マシンに向かって投げ、レーティングが少し伸びて10.75になっています(2020/4/4時点)。
最高は10.78という状況です(上画像)。
なお、ブル命中率はだいたい44.4%くらい(9分の4ペース)、
トリプル命中率はだいたい20%くらい(ダーツライブ3のクリケ試合前のグラフで確認)です。
【実験】シングルナンバー命中率の計測
シンプルに以下の方法で実力を測定してみました。
- S1→S2→S3→…と順番にターゲットを変えて投げる
- S20までを1セットとし、またS1に戻る
- 全5セット、合計100本投げて、狙い通り投げられた本数からシングル命中率を算出
⇒狙うのは外側のシングル(アウターシングル)ですが、インナーシングルに刺さってもOKとします。
実験場は自宅、ダーツボードはDARTSLIVE-ZERO BOARDを使用しました。
自宅に練習環境がない方は、最寄りのダーツバーやネットカフェで是非マシン相手にお試しください。
実験結果
1回目
100本投げて、狙い通りにいったシングルナンバーの数は……45本!
……えっ?
2回目
100本投げて、狙い通りにいったシングルナンバーの数は……49本!
そう……
シングル命中率の算出
シングルナンバー命中率:47%(94/200)
⇒ブル率(約44.4%)と大して変わらないという結果に……
余談
S1~S20までの1セットで、最も命中率が高かったセットで16/20でした(=80%)。
逆に悪かったセットで6/20でした(30%……低すぎる)。
結果を受けて所感
こんなに悪いんですかと^^;
対人戦でゼロワンやってる時の感覚ではもう少し率高い気がするのですが、ここまで悪かったら現実を受け入れるしかないですね(笑)
っていうかブル率と対して変わらんっていうのが意外すぎです。
考えられる言い訳まとめw
もしかしたら本当の実力はもうちょっとマシなんじゃないかということで、いろいろ言い訳を考えました。
(本当の実力とは一体…)
仮説1:試合じゃないから説
→ゼロワンのゲーム中ならもう少し率が上がる?
とはいえ、ノンプレッシャーの中で投げたという利もあるし…
仮説2:ターゲットをコロコロ入れ替えてたから説
→このルールは結構難しい?
ずっとS20だけ、S6だけとかならもうちょっとマシだったかもしれませんが、そのようなシチュエーションは基本ゲーム中にはないので…
仮説3:シングル舐めたらアカン説
→アウターシングルはブルより少し大きいという程度のサイズ
狙って投げるのは案外難しい?
結果から考えられる「ゼロワン戦略」と「練習対策」について
※「マスターアウトで上がる」という観点での戦略です。
「シングル→ブル」より、「トリプル」のほうが良い?
例えば「残り110」だと、1本目でBULLを狙う場合、
- BULL→S10→BULL
- BULL→T20
の概ね2パターンが考えられます。
シングル命中率が90%とか95%ならS10→BULLのほうが賢い戦略だと思います。
S10を狙って最悪S15にズレてもT15で上がれますし、T10にズレたらD15、D10にズレたらD20……と失敗時の対策としても悪くないように思えます。
が、今回の僕のようなシングル命中率の人なら、S10→BULLよりT20狙いにいったほうが確率的に有利なんじゃないかと思いました。
シングル→BULLを決められる確率と、トリプル1本を決められる確率が理論上大して変わらないというのが理由です(もちろん個人によって多少は変動する)。
1本目BULL→2本目T20だと、上がれるチャンスが最高2回あるという点で完全に優位性があります(S20やT5にズレても最後の1本でまだ上がれる)。
また、1本目でT20を狙うという戦略も、横ズレでS1に行かない限りはまだチャンスがあるので、
T20→BULL
という考え方も十分候補になりそうです。
残り110点、1本目T20狙って外した際のアレンジ例(隣接ズレのみ考慮)
- S20→BULL→D20
- S5→T20→T15
- T5→BULL→T15
- T1→BULL→T19
- S1→上がれない(BULL→S9で残り50)
シングル命中精度を上げると、勝率大幅アップ?
シングル命中率が上がって、
「シングルならだいたい狙い通り打てるぜ」
ってなれば、残り52~70という場面は
実質BULL1本打てればOKということになるので(S◯→BULL)、ゼロワン勝率が一気に上がりそうです。
アレンジの戦略に関しても、3本目に「50~70」の範囲内にすれば次のラウンドで上がれる(可能性が高い)という作戦でいける分、有利ですね。
(例えば「残り80で3本目」という場面なら、BULLにいかずD15とかを狙うという手も考えられる。外してS15に刺さっても、次のラウンドでS15→BULLで勝てる)
50以下になったときの「アレンジ力」が一気にアップで勝率も大幅アップ?
BULLアウトを外したあと、32アレンジや24アレンジなどの細かい調整でシングル狙いは不可避です。
きっちりアレンジできるようになれば当然勝率に大きく関わってくるので、シングルの命中率、意外とバカにならないですね……。
まとめ
ということで、ブル練習も大事だけど、
たまにはシングルを狙ってシングルをちゃんと打てるようにする練習も大事だね
と思わされたひとときでした。
みなさんも是非シングル命中率がどんなものか、試してみてくださいね。