兵庫県版道の駅スタンプラリークライマックスということで、A地域の淡路島側を走ってきました。
「兵庫県道の駅スタンプラリー」について
兵庫県内にある35の道の駅に訪問して、台紙にスタンプを押していくイベントです。
一応商品もあって、全部揃えて応募したら抽選で特産品が当たるようです(スタンプを押す台紙は無料で配布中)。
自分は特産品目的というよりかは、「バイクで走りたいけど目的(地)がない問題」を解消できるイベントがあったから参加するっていうノリです。
(おまけ)「近畿道の駅スタンプラリー」について
謎の福井県近畿扱いの謎、そして2025年3月末でスタンプラリー終了なのでバイクで行くなら冬になるあと2ヶ月弱の間に行かないと…
兵庫県だけでなく近畿全域の道の駅を周回するスタンプラリーもあります(記事投稿時点で156箇所)。
なぜか福井県が範囲にはいっているので(近畿…?)兵庫県民からしたら福井をどう攻略するかがカギって感じです。反面三重県が除外されてます。
一応コッチも参加することにしたのですが(台紙は有料で400円)、期限が来年3月末までなので残り半年での完全攻略は絶望的です(特に冬場はバイクで北に行けないし)。
2025年に新丁(?)されるNewバージョンが出たら気長に参加したいなと思います。
今回の計画
本州側から淡路島に入り、反時計回りで淡路島を一周します。
ということで最初に道の駅あわじに入ってから…
道の駅うずしお(南あわじ市) ※改装中につき今回はうずしおinうずまちテラス
↓
道の駅福良(南あわじ市)
↓
道の駅東浦ターミナルパーク(淡路市)
の順に回ります。
実は淡路島一周は総距離150km程度なので、バイクはもちろんのこと自転車でも案外1日で回れなくもないと思われます。自転車で一周したい本州在住の方はフェリーを使って淡路入りすることができます。
バイクは125cc以下で所定の条件を満たすものならフェリーで行けるのですが、125ccを超えるバイクは明石海峡大橋でしかいけません。 自分のバイクはETCを搭載してないので、どうせならフェリーで行けたほうが安く上がってうれしいのですが…
ツーリングレポート(道の駅)
道の駅 あわじ
道の駅あわじは、淡路IC降りてすぐのところにある、本州から淡路入りした人がおそらく最初に訪れるのに最適な道の駅。
なお、淡路ICは淡路SAと隣接する形で設計されており、サービスエリアに入ってからICを降りることも可能。観覧車以外にも充実したSAなので興味がある方はサービスエリアに寄っても問題なし。
スタンプは駐車場から建物側へ歩いてすぐ視界に入る情報コーナーの中に。冬場は正面入口の自動ドアが締め切りになっているみたいなので、手を触れても開かないので注意。自分だけでなく、その後入ろうとした全てのユーザーが引っかかってた模様。
道の駅内には海産物をバーベキュー的に楽しめるお店やフードコートが用意されており、新鮮な海産物が食べられる他、野菜売り場では淡路名産でおなじみの玉ねぎなどが並んでいる。訪問日が平日午前だったため、バーベキューで盛り上がって…という様子は見られなかったが、土日はおそらく海産物の焼ける香りが道の駅全体に広がっているだろう。
物価高と最近言われがちではあるものの、玉ねぎの他、キャベツ、白菜などがやや相場より安目な価格で販売していた。いろいろな卸を通さないがゆえに安くできているものと思われる。
道の駅 うずしお(うずしおinうずまちテラス)
道の駅あわじから反時計回りに淡路島を一周すると、次に入る道の駅は鳴門海峡すぐ近くにある道の駅うずしおとなる。この時点で全行程の約40%を消化することになるので、西側で訪問したいところがないか事前にチェックすることを推奨したい。
「道の駅うずしお」は2025年1月時点では改装中につき訪問不可。入口手前まで行けるがそこから先は関係者意外立入禁止となっている。
その代わり道の駅うずしおの手前にある「うずしおinうずまちテラス」にスタンプが設置されている。2025年中に道の駅うずしおがリニューアルオープンされる予定ではあるが、それまではコチラでスタンプを押すことができる。
なぜかトイレの出入り口部分にスタンプが置いていた。
あいにくうずまちテラスでは渦潮を間近で見ることはできないものの、陸が見えない水平線(和歌山湾)と鳴門大橋を一望することができる絶景スポットになっている。撮影用スポットとして玉ねぎの形に設計されたイスとカメラ設置台が用意されていたので記念撮影は是非そこで。
あと自分は遠慮したが、淡路名物(?)らしい「あわじ島バーカー」が」販売されていた。口に入らないサイズで目を引く一品でやはり淡路名産の玉ねぎがふんだんに使われている様子。詳細は↓で。
道の駅 福良
道の駅福良は道の駅うずしおinうずまちテラスからバイクで10分ほどでたどり着けるところに位置している。
1駅目から2駅目までにすごく時間がかかったが、3駅目のあまりの近さになんでこんな近くに道の駅を置いたのだろう?と思わなくはないが、うずしおを間近で見るための遊覧船が出船しており、そこを後付で道の駅にしたものと思われる。
スタンプは遊覧船チケット売り場の入口入って左手にある。特に急いでるわけではなかったがスタンプを押した後すぐ次の目的地へ向かった。
道の駅福良周辺にグルメスポット的なものがあり、個人的には鯛ラーメン専門店を候補として考えていたが今回はスルー。ツーリング前日はこのお店以外のラーメン屋に行くことを決めていて、場合によってはココも寄って2軒、朝食として考えていた淡路SAでもしラーメンを食べたらワンチャン3軒…と思っていたが、結果的に1杯もラーメンを食べなかった(行く予定だったラーメン屋は臨時休業していたし、鯛ラーメン専門店に行く前にサンドイッチとベーコンエピを食べたため)
道の駅 東浦ターミナルパーク
道の駅東浦ターミナルパークは淡路島の北部(淡路市)にあり、もし時計回りで淡路を一周したら淡路上陸後わりと早いうちに2軒目として訪れることになるが、今回は反時計回りで一周したため、ツーリングの最後のシメとして訪れることになった。
淡路入りは午前9時頃だったが、到着時点でもう16時半になっていた。今回は道の駅以外にもいろいろなところに訪れ(下記参照)、各地でゆっくりしたため、淡路を一周するだけなら最速3時間程度で回れなくはないが7時間以上経過していることに。
道の駅以外にもいろいろな建物が隣接されているからか駐車場が広く、駐車に困ることはないと思う。肝心のスタンプは信号のすぐのところにあるため、最初に見える駐車場に停めてしまって問題ない。
スタンプは土産物店内入口近辺にある。今回ふと思ったが、全ての道の駅においてスタンプが鎖などで繋がれておらず無防備状態だった。本州にある兵庫県内のスタンプは高確率で盗難防止的な措置がされていたが、淡路はかなり無警戒に感じる。おそらく被害も今のところないと思われるが、これまでの経験上意外に感じた。
最終結果
今回の走行距離は210km
道の駅東浦ターミナルパークが個人的に兵庫県スタンプラリー最後の道の駅となり、約3ヶ月半かけてついに35箇所全部回ることができました。
「兵庫県版」は必要事項を明記の上店員に見せ証明をもらうことになっていますが(そして応募する)、いろいろ必要事項を書いてなかったので一旦帰宅して記載してから最寄りの道の駅に提出しようと思っています。
近畿版は締め切りが3月末までありますが、始めたのがつい数ヶ月前だったのでそもそも全部回れる気はなかったので一旦おやすみです(もともとの期間は2022年4月~2025年3月の3年間)。もしかしたら来年度(4月)に新スタンプラリー台帳が発売されるかもしれないのでそのときはまた買って一から回ろうと思っています。
次回について(?)
上でも書きましたが、現在発刊中の近畿道の駅スタンプラリーの期間が3月末終了で、自分は全部回ることができなさそうなので、新刊が出たらまた新たにスタンプラリーをやろうと思っています。花粉症がひどい筆者は3月4月はツーリングオフシーズンのため、5月以降から始める予定です。その頃にはもし新しい台帳が出てるかハッキリしてると思われます。
兵庫県版はとりあえず期間内に提出して、もし何かあたったらココで紹介します。
おまけ:ツーリングレポート(道の駅以外)
淡路SA(サービスエリア)
淡路SAは、本州から淡路入りした際に最初に入ることができる淡路鳴門連絡道最初のサービスエリア。明石海峡大橋を上から眺められる観覧車を始め、SAの中でも大きめのショップが設置されている。
また本州から淡路SAに来た際、高速を降りずにそのまま本州側へ引き戻ることもできるように設計されている(淡路SAに来るためだけに明石海峡大橋を渡ることもできる)。そして、淡路ICで降りる場合でもSAを経由して降りることもできる。
今回は下り側を利用したが、下り側のフードコート全般がだいたい7時からオープンとかなり気合が入っている。モノによっては特別メニューがもしかしたら注文できないかもしれないが、基本的なメニューは全部注文できる。今回はしらすとマグロが乗った丼を食べた。ねぎとろはまあ工場出荷でどこ産かわからない感じだと思うが、しらすはおそらく淡路で取れたものを使用している…と思う。
この2つの組み合わせが合うのかはかなり疑問だったが、食べてみたら案外美味しかった。
雁子岬(ベーカリーカフェ ミサキ、カリコリゾート)
雁子(かりこ)岬は南あわじ市の南西にある岬で、岬一体が「カリコリゾート」という名目で南国情緒な雰囲気を醸し出している。
筆者はパン屋(ベーカリーカフェ ミサキ)と風景目当てで訪問したが、温泉やドッグランなどが隣接されており、夏場はナイトプールなども開催されている模様。パン屋で買ったパンを上のようなオーシャンビューの中で食べることが可能。
パンもなかなか気合が入ってる感じ(元パン屋バイト店員による感想(笑))で、思わずいろいろと買ってしまった…がゆえにこのあと鯛ラーメンを食べるという計画は破棄された。
世界一コーラ
世界一コーラは道の駅福良から県道76号を東に走ると行ける、ただの自販機置き場兼バス停…だが、自転車でココを訪れるとその意味が分かるとか。
東側から世界一コーラに行こうとすると道中でそれなりの坂を登ることになり、登りきったあとに世界一コーラで買って飲むコーラが「世界一」美味しい…と感じられるから命名されているとのこと。今回西から来た上にバイクで来た筆者はそれを感じることができないどころか真冬の訪問だったのでコーラを買うことなく通過。
ただこの周辺は車が通ってない時間帯はかなりの静寂に包まれており、聞こえるのは木々の揺れと小鳥のさえずりだけ。倉庫(?)の中は少しホラーチックだが、しばらく座ってるだけで心が落ち着きそうな空間だったので都会の喧騒に疲れた方は淡路に来た際是非寄ってみて欲しい。
灘黒岩水仙郷
灘黒岩水仙郷は、南あわじ市灘黒岩(なだくろいわ)にある水仙が咲き誇ることで有名な公園。
今回は冬に訪れたのでそこまでではなかったが、春には斜面に大量の水仙が咲くとのこと。
今回筆者は回らなかったが、この写真に写っている階段状の小道を一周すると相当足が鍛えられそうな気がした。訪問客の大半は70歳以上って感じだったが、果たしてみんな一周できるのだろうかとちょっと心配になった。
県道76号(南あわじ水仙ライン)
県道76号のバラエティぶりがバイクツーラーにかなりオススメしたいスポットだったので軽く紹介。
まず道の駅福良から例の世界一コーラに行く道中で突然の山道が出現。(特に)西側はほとんど海岸沿いを走るシーサイドラインって感じだったので、突然の展開に驚くかもしれない。
直線番長もニッコリの先が見えない長い直線も鎮座。
東側からだと世界一コーラに向かって登っていくルートを自分は下りで。傾斜もそこそこながら、その距離が結構長め。たしかに自転車でここを登るのはしんどいと思った。
そして灘黒岩水仙郷や淡路島モンキーセンター(今回はスルー)を通る南東の道路(南あわじ水仙ライン)は再び沿岸を走るシーサイドゾーン。本州から瀬戸内を見るときはほとんど綺麗と思わないが、この淡路周辺を走ってるときの海は結構綺麗に見えるので純粋に走ってて気持ちいい。あと信号がほとんどないがゆえにバイク初心者にオススメしやすい。
…のだが、そのあと再び山道というか峠道に入るのでここは初心者はブレーキやハンドリングに注意。ニーグリップも忘れずに。
明石海峡大橋(初バイク縦断)
車では何度か通ったことがある明石海峡大橋を、今回初めてバイクで通ることになった。
今回は運が良かったというべきかほとんど風が吹いておらず、寒くなかったしふらつくこともなかった。稀に強風で通行止になることもあるので、淡路入りしてから通行止めになったらどうすんねんというのがほんの少しだけ懸念材料だったが、杞憂に終わった。
帰りは新しく買ったクランプの特性を活かして正面でなく側面を撮ってみた。今まで動画が凄まじくブレるのはGoPro(Hero3)の限界かつFTRが振動しすぎなせいと思っていたが、新しく買ったクランプだと振動が全くなく、今まで使ってたGoPro公式クランプは円柱状の物体を掴むのに適してなかったからブレていた説(単純に機能的な問題説もある)が有力に(逆にGoProの公式クランプは角材がつかみやすい)。
値段もかなりリーズナブルなので、GoProで車載動画などを撮っている・撮りたい方にオススメ。
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