先日給油ついでにタイヤの空気調整を行ったら、前後で思いきり差がでていたので驚きました。
前が280kPaくらいで後ろが220kPaくらいでした。
いつも前後250kPaにして満足していたのですが、タイヤ替えたし今履いてるタイヤの適正な空気圧はいかほどか把握してなかったナと思い、調べてみました。
使用タイヤスペック
MICHELIN(ミシュラン社)Primacy3、225/50 R17 98Y
タイヤ幅225mm、扁平率50%、ラジアル構造でホイールリム径17インチ、タイヤ1本で750kgの負荷に耐えられ(ロードインデックス「98」)、300km/hでも走行可能(速度記号「Y」)であることを意味しているようですが、300km/hでも走行可能ってホントなんですかね…
ちょっとA4では実証できない(情報筋によると、210km/h台でギア比的にリミットらしい)ですが…
Audi A4(B8前期)の適正表を確認
ドアの側面に書いてある適正空気圧リストは下画像。
225/50 R17 98Yは…ない(笑)
一番近いの225/50 R17 98Vかなと思うので、そのタイヤにおける適正空気圧を見ると、
乗車3名と荷物1個?(1個何kg想定だろう…)の場合
前輪2.5bar ( = 250 kPa) 、後輪2.3 bar ( = 230kPa )
乗車5名と荷物3個(フル乗車想定?)の場合
前輪2.6bar ( = 260 kPa) 、後輪2.9 bar ( = 290kPa )
ということが分かり、前後250kPaは最適ではない(それほど外れてもない)ことが判明しました。
それにしても人数の如何によって前のほうが圧強めだったり弱めだったりするのが意外です。
適正圧であるときのタイヤの条件
注意しないといけないのが、画像の一番上にかかれている「タイヤが冷えた状態の空気圧」という注意書き。
このとき空気調整するまでに25分ほど走っていたので、おそらく冷えてない状態だと思われます。
仮に温まってると仮定すると、タイヤ内の空気の温度も上がっていると考えられるので、冷えている状態よりも若干空気圧が高くなっている?と思われます(理想気体の状態方程式から考えるに)。
…そういえば前輪タイヤの方が妙に圧が高かったのは前輪駆動だから?と今ふと思ったのですが、それが正しいかどうかは不明です
以上を総合した結果
これから気温がどんどん下がっていくことも考慮して、多めに空気を入れようと判断、フル乗車想定に近い前輪260kPa、後輪280kPaまで空気圧をいれました (普段一人でしか乗らないんですけどね) 。
290kPaは個人的に未知の領域だったのでビビっていれられませんでした。
ただ、タイヤの側面を見る限り「3.4barまではいける」みたいな記載 (max roadだったかな) があったので、いれても問題ないのでしょうけど…。
空気圧調整後のフィーリング
走ってまず感じたのが、「車の後ろが妙に盛り上がってる感」。
盛り上がってるというか、前のめりになっているようなそんな錯覚を受けるくらいリアが固い(?)というか、地面の凹凸を感じさせない(サスが衝撃をきっちり吸収している) 印象でした。
空気入れたからなおさらそう感じただけのかも知れませんが。そういえば、空気調整前は前輪のほうが後輪より圧倒的に圧が高かったからかもしれません。
週明けに通勤で使用した際は、「なんか今日音が静かだな…」と思いつつ運転してたのですが、これはもしや空気圧を適正に設定したことによってロードノイズが低減されたのかなと今思えばそう感じます(最初は「今日はエンジンが調子いいのか」と思ったけど…ってそんなムラのあるエンジン困りますが)。
さいごに
ということで、空気圧を適切に調節するのは大事ですねということでした。私は夏頃に調節した以来だったので、なおさら差を感じたのかもしれません。。
単位統一しろ(しません?)
それにしても空気圧の単位はPa(N/m2)にbarにkgf/cm2に…いろいろ揃ってますね、そろそろ統一しません?
私はMKS単位系が一番慣れ親しんでいることもあり、Pa ( = N/m2 = (kg・m/s2) /m2 )を推したいですが、みなさんはどうでしょう…?